最後までおとこでいるために






岡山市に長年のおともだちがいます。
この曲を聴くと思い出しちゃってお電話したの。


「西大寺にいたとき以来ね?」
「え?もう二年?」
「きよちゃん卓球があまりできなくなったの」
「どした?」
「足がひどくなって変形してきたの」
「立てないの?」
「ううん、まだ立てるけど・・・・・」



「りゅうちゃん、相変わらず恋多い人なの?」
「ううん、あれから一度もないの」
「うそばっかり~。りゅうちゃんがそれで済むわけないじゃない」
「ううん、マジだよ」
「きよちゃん、別れたのよ」
「そんな気がしてた」

「マスカット・カラーのお花見も断ったの」
「えええ」
「こんなみじめな姿を見られたくないの。きよちゃん、いつも男のように振舞ってきたわ。みんながきよちゃんきよちゃんってかわいがられたよね?
それが、だんだん言いたいことが言えなくなってきちゃったの。じぶんの病気を思うとだんだんとね」

「みんなの好意に甘えたほうがいいのに・・・。だれもがきよちゃんを待ってるのに」
「わかってるの。元気なイメージを壊したくないのよ。もう限界だわ





P1160552☆彡4.03




ほんと、男のようなひとだった。
でも、よく泣いてた。わたしがお電話するといつも。

わたしの声を聞くと、とたんにみんなを押しのけて
「りゅうちゃぁ~~~ん!」って駆けってきた。

傍目を気にしないで堂々とおっきな声でお話してどぎまぎしたもの。
そんな彼女のことが大好きだった。

岡山市の終わりわ小さなトンネル。
そこまでずっといっしょにいてくれた。




20862603_org.jpg





突然、軽い下半身麻痺で倒れた。
それでも負けん気の強い彼女わ、生きる望みを卓球に求めてのめりこんだ。
「障がい者」というハンディを認めようとしないで懸命に。
いつでも笑顔を絶やさないどころか、他のおひとまでも勇気付けようとしてた。

いっぱい自慢話をしたあとで、いっぱい泣き続けた。
わたしにことばがでるわけない・・・。
何時間も。




P1160546☆彡4.03





弱音?を聞いたのわ、きのうが初めて。
身体がこころを弱気にさせてる。

わたしもこころが身体をおかしくさせてる。
それわ、どうしても言えなかった。

わたしわ、おとこだから。






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夏 夢  (なつゆめ)

Author:夏 夢  (なつゆめ)


ごめんね。


 

ぼくの
好きな花
『夏椿』



わたしの
好きなことば
『夢』











hope


夢花となつ





いつだってさ
もう、つくりわらいわきみにだけ
いちばんたいせつなものの前にだけ
いちばんたいせつなことって
そのこと
いつ?
とても勇気がいる
わざっと明るくしてるようにみえること
それがいやなんだ

もう、そこにしか憩いわない・・・
そこからきっとあらたな物語がはじまる
そこから・・・






いつかしら
しずかなことがいやでなくなってて
かたわらがいやでなくなってて


ひとしれずぼーってしてたり
うつむいてたり
でも、哀しいからじゃない
なにもないことがうれしいの






恋夢にいつかしら遠ざかってゆく
強い愛にひきつけられながら

その愛わかけがえのないものとなって
わたしを薄くしてゆく


恋にいのちかけたつもりだった
愛わひとに言えない哀しささえともない






もしも?なみだ、そこにあれば
わたしがそこにいよう

いっしょにいてあげるだけ
わたしだってそう望むから
なみだにわ涙じゃなくって
沈黙がほしいから

そのとき、
風が吹いてて
おひぃさまがあたってて
お花がこっちだけ向いてて
わすれたころに気づかないほどの
いきものたちの声をきくだろう







笑顔できるのわあなたのおかげ
かなしめるのもあなたのおかげ
たちむかえるのわあなたのおかげ

あたりまえとしてしまったとき
恋の収束わはじまりゆく

はずかしがらないで
ありがとうって言えるじぶんになりたい




事実として
もう還ってわこないということ

それでも一歩まえにふみだすことさえ
「裏切り」にさえ感じてしまう
ただの不器用なだけなのかも

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